【北区複合型介護施設】北区大曽根の地域の皆様へ
北区大曽根の地域の皆様へ
強い風と激しい雨により大きな混乱をもたらした台風7号。
名古屋市でも電車の運休や遅延など影響は大きく、大変な一週間でしたね。
皆様方におかれましては無事にお過ごしでしょうか。
今後、秋にかけて台風シーズンを迎えます。被害状況によっては避難所等での生活を送ることもあるかもしれません。
避難生活では心身の機能の低下(生活不活病)の発症が危惧されます。
今回は生活不活発病の予防のための活動をご紹介いたします。
生活不活発病とは生活が活発でなくなることが原因となり、あらゆる体や頭の働きが低下する病気です。
主な原因としては以下のようなものが挙げられます。
①社会参加の低下(定年退職、転居、親しい友人との別れ、自然災害、周囲に対する遠慮など)
②生活動作のやりにくさ(病気や怪我のため、生活動作の行いにくい環境のためなど)
③生活動作の制限(療養中のため、生活動作を介助されるためなど)
生活不活発病は悪循環になりやすいです。
動かないことにより、生活不活発病が生じます。
生活不活発病が起こることで歩くことや身の回りのことなどの生活動作が行いにくくなったり、疲れやすくなったりして、動けない、動きにくい状態となります。
よって、さらに動かないようになり、生活不活発病が悪化してしまうのです。
生活不活病の予防は避難生活のみならず、日常的な介護予防においても重要ですので、是非気を付けて過ごしてみてはいかがでしょうか。
■引用・参考文献
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000122331.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/001128843.pdf
認知症介護情報ネットワーク
https://www.dcnet.gr.jp/pdf/download/support/research/center3/199/199.pdf